リィ

汽車に乗って世界を見てみよう

真っ直ぐに回り道をせず

だけど近道をしないで走って行く

汽車はレールから外れる事なく進む

ふと外を見たら、人が道を歩いていた

その足どりは遅く、道を外れ遠回り

ばかりしている、だがその人の顔には

不満な表情はなく、むしろ生き生きしていた

僕は途中で汽車を降り、その足で歩き始めた

僕は今、自由になれた気がした


自由詩Copyright リィ 2013-12-22 13:17:37
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