暗闇。
駒沢優希

うんと小さいころは
好きだったのに

暗闇が怖くなったのは
いつだったのか

眠ると
二度と目が覚めないような
気がして

死ぬという事を考えると
恐ろしくて
毎晩 泣いていたのは

つい昨晩のことなのに

今夜の月はやけに優しい


自由詩 暗闇。 Copyright 駒沢優希 2013-12-21 09:24:58
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