えむ
subaru★

笑顔が足らないから
適当な思想が抱きついて

どうしようかと
喉元まで逆流してきた

雲合いも無慈悲に見えて
自分を是が非でも厭ってしまう

口元を咄嗟に手で覆い
少し あかぎれた指と指の
ほんの隙間から

いたずらっぽく
スルリスルリとすり抜けて

捕まえてごらん

ふんわりふんわり
穏やかに
凍雲に飛びついた

突然の雨も押しのけて

一塊もなく
一緒にアイツも消え
僕は出来立ての青空を
    運よく頂けた


穏やだったアイツに
    僕は思わず
       笑む


自由詩 えむ Copyright subaru★ 2013-12-20 12:52:00
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十二月のうた