野を駆ける。
駒沢優希
野を駆ける風をその髪に
茜色の夕焼けをその頬に
天の川を両の手に
卯月の雨を一粒残らず集めたら
桜吹雪に変えて見せましょう
知りえる限りの美しさを散りばめて
自由詩
野を駆ける。
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駒沢優希
2013-12-10 01:04:54
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