サウザン
コバーン

朝日を吸って
煙が冬の初めの終わりの心が動き始める

静止する衛星が
ヘビーな感情の中で流れ続ける

つむじからつま先まで
嫌悪されているような
憧れと寂しさが募るように
それを言葉にしないならば
罪を犯して
ベランダから覚め行くシュプレヒコールを
受け取る
リンキンパークのナムが流れる※

共存しながら
目眩のような暖かくない
日々と
情熱は衛生軌道上で
鍛えた運命を気付かずに
燃えることもないのか

出会ってしまった
恋心よ

園内は禁煙で
人の気配は遠く、貨物の仕草のみ
捉えられた虎は
猫のようにあくびをし
まるでギリシャ軍に囲まれても
平想な人魚姫のようだが
たまに照れては
少し後に月の光に隠れながら
やはり
熱放出の波動を嫌だと思うのでしょうね


出会ってしまった
冬よ、
足跡を残さず全てを済ませようとする我を
味方せよ




※リンキンパーク、
アメリカのミクスチャーバンド
YouTubeで「ナム」という曲を見てみて下さい






自由詩 サウザン Copyright コバーン 2013-12-08 08:56:59
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