原始反射でゆめをみる
うわの空。



珈琲を飲む時間を惜しんで
紙に踊ることばを
オーディションしている

ボールペンの先を
数本、スプラッタにしたが
レターセットの封筒を
数枚、天涯孤独にしたが

ダンサーの調子が
悪いな


自分との戦、は
精神世界で
蹴りがついてしまう


そう、

君とライバルに在るのは
僕にとって
「生まれて始めて」という
事柄、すべてなんだ




自由詩 原始反射でゆめをみる Copyright うわの空。 2013-11-20 16:26:52
notebook Home