Party
北橋勇輝

定期的に行う君とキス
どこでやるのってそれはマイハウス
そこまで大事じゃないのに引いた赤線は宙に浮かぶ
「風邪が移るから」って君は僕の愛をやんわり塞いだ
そう まるでプールのよう 
そう まるで浮き輪のよう

イヤホンで好きな曲を聴くガール
あの世界にのめり込みたいのに
喧噪が凄くてのめりきれない
深夜一時を回った頃
ケーブルテレビでサッカー見る
だけど横にいる君は後半を迎えて夢の中
そう 肩を回すだけで震える
そう 今日はマジで疲れる
そう 眠りから覚めたとき
あなたが横にいるだけで安心

月光の囁きが聴こえる
よく聴けばあなたの鼻息
さらに思えば僕だけの過去
昔と今のつぐみ最高
昔の君はどんな顔だろう
今の君の顔はもう穴が開くほど見つめてる
そう 延長戦に持ち越し
そう マジで彼女にしたいし
そう パーティーが終わった頃、君はちょっと酔い潰れてる
そう 君と未来描く
そう それはアブストラクト

僕は聞いてしまった
ドコをナニに入れればいいの?と
それを聞いてしまった君は
ちょっとだけ引いてしまってる
君のせいでこんなに大きくなってしまった僕のペニス
入口に入れよう 
それはつまり命の誕生
もう一つ言えば二人のこれから
きっと明確になってく


自由詩 Party Copyright 北橋勇輝 2013-11-09 23:22:02
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