お手上げバランス
藤鈴呼
好きか 嫌いか 確かめながら
箸を 進める
此処が ジャングルだったなら
橋を 悠々と 渡れただろうか
端で 蹲って いただろうか
自問自答しながら
懐かしい気分に 浸る
時が過ぎても 家族愛は変わらず
悪戯心 旺盛で
ふふっと 笑える 生活が 良い
バランスの取れた 見事な 倒立の 姿
揺れる 葦の如く 風に吹かれる会話が
最高に 心地 良いのです
丸みを帯びた きみ
全体で 穏やかさを 表現しているようで
全て 平仮名で 有ることで
何処かに秘密が 隠されても いるようで
それらを全て 忘れ去って
両手を挙げて ( お 手 上 げ ? )
一日一度 必ず出会える
(喩え、直接 お目にかからなくとも)
太陽や 月の 存在と
一年を 1ダースに分ける
「月」の感覚が
上手い具合に 絡み合う
自分以外の 心ばかり 見えなくするのも
如何なものかと思うし、
自分だけの心を 見えなくし続けるのも
苦しすぎると思うし、
バランスって 大切なのでしょうね
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