私は確かに。
永乃ゆち
霜柱が降りる朝に
日向を選んで歩いた頃に
私は確かに
恋をしていた。
雪解けは早く
花色の風は強く
私は確かに
恋を失った。
そうして私は
確かに
泣いていた。
自由詩
私は確かに。
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永乃ゆち
2013-08-07 02:20:28