闇は 花火の 背景となる
藤鈴呼

祭や 花火の 季節だから
楽しそうな 恋人達が
嫌でも 目につく 夏だけど

寂しく響く 笛の音は
新たな ステップへと
導いて くれるでしょう

太鼓が弾む 音に合わせて
扉を そっと 開いたら
綺麗な花火 見えるでしょう

落ちる火の粉に 哀しみを
全て 預けて
新しい空 連想するの

主役の 大玉を 待ちながら
耀く未来を 胸に描いて
闇は 花火の 背景となる

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自由詩 闇は 花火の 背景となる Copyright 藤鈴呼 2013-07-29 22:14:48
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