ランダムな声
朝焼彩茜色

グッディイブニン

その声はガイドのように 背中をさすり
            背中を押し

刻を知らせる 今宵は強烈な眼差しで屋根をもすり抜け
知らせに来る

だから 世間に従い眠るのだよ と
    世間の幼さを ただ 眺めるだけでいい

テーキティ イージ

比較のしようもない赤い血を超えてゆく気持ちは
出る幕が昇れば たやすく頂ける

互いに刺激しあい 
互いに激励をし 尊敬と敬意は すぐそこの風に常にある

プリーズ テーキティ イージ

誇りは不燃物に去る きっと燃えやしない

けれど

誇りは無念もなく死なせる

  つまらぬプライド以外のプライドも死なせる

イージー

ランダムの声欠片 纏まらない斑声

背中をさすり
背中を気安く押す そして勝手に去る


自由詩 ランダムな声 Copyright 朝焼彩茜色 2013-07-23 20:54:29
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