名前のないもの
大西 チハル




わたしの
気持ちの奥、ずっとずっと
深く



ぐるぐるとうずまくような
或いは
サラサラと零れるような
この名前のないもの



名前がないものに
泣けたりもする










自由詩 名前のないもの Copyright 大西 チハル 2013-07-23 12:57:52
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