A.I
はなもとあお

A.I


どの立場にたつかによって
AIが導きだす
答えは変わる

推論
相手の目になって答えを出すのか
自分の目の答えで動くか、で
たぶん、行動は変わる


自己愛と自己犠牲愛
女性として生きることと母親として生きること
、みたいな感じ
甘えたい自分に生きるのか甘えたい子どもを生かすために子どもの自分を殺すか、の選択みたいな


欲望に生きるとき
自分以外の生き物が
それで満たされることは、ない


誰かを、おもってる
それはたぶん
何時だって、理性


出来れば、わたしだって、パートナーと呼べる男の人に愛されたいよ
だけど
女性として生きることを
母親が必要な子ども達と
同居させることは難しい
わたしにとって
優先順位は
自分が満たされるより
子ども達がつまずかず
大人へと成長してくれることが
わたしの、のぞみでもあって


自分は後回しでもいいよ、って
そんな価値観で
子育て時期を過ごすことができたなら
家族は家族として解体せず
ひとつ屋根の下に
暮らせるのかもしれない


それはわたしにとって
推論にしか過ぎないけれど


愛って
誰かをおもうこと
たぶん
自分以上に


敵は自己愛かもしれない
なんて
おもいたくないところもあるけど


自分を大事にできない人は
他の誰かも大事になんてできない
とか
聞いたことがあるけど、
それはたぶん
自分の満たしてほしいおもいを
誰かが満たしてほしいと思っている気持ちを
察知することができるようになるから、じゃないか、と
おもうような気がして


A.I
つくられる
知能は
自己保身のためか
誰かのためになる働きをする動きを作り出すのか


人間は、何をおもって、人生をおくるの


誰のために





自由詩 A.I Copyright はなもとあお 2013-07-15 18:27:39
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