月径の袖
オリーヴ







静止する



輪郭の外




うつつの内に真夜中を覗いている



誰かの為のひと篇は
窓越しに確かに在って




漠然とした不安定さと

鮮やかなさを備えた
懐かしき現在を






あたりまえに受容していた


















携帯写真+詩 月径の袖 Copyright オリーヴ 2013-06-25 23:26:01
notebook Home 戻る  過去 未来