雫・・・
tamami


一滴の雨が頬を濡らした

一滴の雨は頬を伝わって

私の胸元に落ちて消えた

どうしたの? 落ちた雫よ

一滴の足跡は1本の光りの線になった

一滴の足跡の1本の光りの線が消えた

どうしたの? 落ちた雫よ

勝手にやって来ていつの間にか勝手に

私の頬を濡らし流れ去り消える雨の雫

一粒の雨が頬を濡らした

一粒の雨は一滴流れ去り

私の胸元に落ちて消えた

ほんのり問う漠然と問う



自由詩 雫・・・ Copyright tamami 2013-05-28 11:46:04
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