風に乗る
梅昆布茶
僕は軽くなりたいんだこれまでより軽くね
重すぎる心と身体はもう要らないさ小鳥になって遊ぶ
僕は何者だったというのだろうかそんなのかんけーねーってか
乗り過ぎはいけないがぶっとしていてもダメだ
僕はただの親父で詩人でもアイドルでもないのが
ただ小心なわりに目立ちたがりなのかもしれない
まあ小細工な詩ぐらいはつくれるみたいだが
人生は小細工ではいかない事をわかってないみたいだ
もう友達は定年僕だけが凧みたいにねフーテンなんだが
風に乗ること僕は好きだったアドバルーンみたいにね
かっこ閉じるでいいさそのうち勝手に終わるさ
でもね大好きなあの娘と暮らしたいとか思っているおばかなんだが
風に乗る軽々と愛をはぐくむ傷ついて落下してもいい
愛ばかり追ってきたさこの魂でこの容姿でね
もういいかもしれないこの年でそう
やっとゆっくりできるかな
でもいつもね風に乗る