とんだお笑い草だ
HAL
ぼくのなかで何かが世界を拒絶している
ぼくのなかできみらを強く拒絶している
理由かい?新聞かTVを視れば分かるだろ
敵前逃亡と呼ばれても結構
卑怯者と蔑まされても結構
ぼくはぼくを守るためなら何でもする
世界の襟はきみらが正せば好いじゃないか
目には目で暴力には暴力で弾圧にはテロリズムで
だけどそのメンバーにぼくをカウントしないでくれ
ぼくはきみらと行動を共にする気はこれっぽっちもない
ぼくはぼくの力でぼくをぼくの愛するものを守るだけだ
それはきみらの大好きな正当防衛じゃないかい
弱者だってきみらがかい?罪もないひとを殺すきみらがかい
世界を変えるためにタフでありたいんだって
世界を変えるためにやさしくなりたいんだって
とんだお笑い草だ
笑わしてくれるね
マーロフはぼくの趣味じゃない
スペンサーをぼくは愛している
間違っているかいぼくは
間違っているのはきみらじゃないかい
中傷誹謗 何でもどうぞ
罵詈雑言 お好きなまで
でもぼくは絶望なんかしていない
絶望してる者が詩なんか詠むはずないじゃないか
※“ぼくをカウントしないでくれ”は、LennonのREVOLUTION(Ver.1)をぼくが訳したものの引用です。