早朝の富士山
小川麻由美

私は この山の なだらかな稜線

空と山を隔てる稜線

そのエッジに 打ちのめされ

この山について 何も

書くことが できないのです

いずれ 書ける朝が来るか

それさえも

今の私にとっては

わからない事なのです


自由詩 早朝の富士山 Copyright 小川麻由美 2013-05-14 18:22:28
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