サイレント
凪名木なぎな



水際のハレルヤ
低くて低い山頂とやら
潮風のように鼻腔をくすぐるのは
あの日撫でた仔猫の後れ毛

虹は見せられたはずだから
許すことも許されることもないのなら
終わらないかくれんぼ











自由詩 サイレント Copyright 凪名木なぎな 2013-04-29 02:53:27
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七行詩