シャガの花
灰泥軽茶

人気のない坂を上がっていくと

ひっそりと神社が出迎えてくれる

気持ちがすっと抜けていく

石段を一歩づつ上がっていくと

太陽の光りに照らされ風に揺れるそれは

シンクロナイズドスイミングのお姉さんが

揺らめく水面から綺麗な脚を

出しては引いて伸ばし曲げる

くるくるまわり万華鏡のように

華麗な水中ダンスを踊る

そんな風にシャガの花はしなりながら

生き生きと輝いていた

私は少しの間見惚れて

深呼吸しながら本殿へとお参りし

その奥の山へと登って行った







自由詩 シャガの花 Copyright 灰泥軽茶 2013-04-21 23:09:34
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