山崎 風雅


淡色の国を歩けど

 辿り着く里のなし

囀る小鳥の声 
 
 響く朝に

 太陽の子

 かかる影の

  桃色に染まる風の先に

   解けだした あの日のひとり

 先端の尖った未来を教える本に呑まれるのなら

 酒に呑まれる



自由詩Copyright 山崎 風雅 2013-04-04 02:50:29
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