無題
seniri
叫びたくない
冷え冷えとした悪意をみつめて
両手であたためるまで
ほんのひとつだけ
何も考えずに 声を
聞いていたいときがある
新しくなることを
いつまでも願っているだけでは
何も変わらなかった
自由詩
無題
Copyright
seniri
2013-03-20 21:31:53