逆算マニア
ねことら
短くて印象的なギターリフ。はっきりした音の立像。雨の祝日。中村文則。I am robot and proud。とか。
こころはいつもなにかに接続したがっている。と思う。他人の気配をスムーズに内包したい。できればビニール越しの手触りで。昼はマック。ナゲットを正規で買ったら1個おまけらしいのでテキサスバーガーと食べる。テキサスバーガーはベーコンばかりでレタスも挟んでなくてぱさぱさ乾いてておいしくない。フードコートは空気が汚れててさわがしい。牧歌的な失望。ある意味。
ユニクロで買ったシャツのタグをはずしてハンガーにかけてヘッドホンしてぐるんってねそべってPC。いまここ。からだのコアな部分にちかいほうで、ちいさなケロイドのように蠢く熱があって、ごまかしながらドリップのコーヒーをひとくちずつのんだり。レイアウトのわるい自意識。あいかわらず。通常営業。すこしずつ強くなる雨。
凝集性。ひとところにAさんもBさんも暮らしていました。みんな幸せでした。マル。ていう展開はきらいなのかもしれない。そっち行っちゃだめだよ、てほうに注意しながらすすんでいきたい。でも結局飲みこまれるほう。
平坦にこうして息をして。ストック用の短歌つくらなきゃなーとか保険証書を整理するファイルをつくらなきゃなーとかいろんな目論見はいろをうしなって風化して。Todoリストは口からっぽにしてのみこんでいきたいね。いつまでたっても起訴猶予のきぶんで。
なにかを学びたい。哲学に興味はあるけど骨のある文字がにがてだ。しょせん、感性のにんげんなんだろう。好きな詩人がショーペンハウエルを絶賛していたけどぼくにはあわなかった。もっと単純でするどい語彙に焦がれる。
いつまでも尖り続けていたいとおもう。
手ごたえがいつも返ってくる場所にいたい。