露天風呂
ぎへいじ



露天の さまし湯に 独り

寒緩む月の右側に 一番星

やがて 一つ二つ 


あとは


何を思うわけでもなく 
考えるわけでもなく

湯煙と たわむれながら


暮れ行く空を仰ぐ







自由詩 露天風呂 Copyright ぎへいじ 2013-03-10 00:03:01
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