さようなら。。
梓ゆい

開いた唇から落ちるのは

無意識の反動で

顔を伏せた瞬間

「それでも良い。」

の一言が

(覚えのない傷を、増やしたのかも知れない。。)

…気が付いたのは、いつの頃からか?…

こうしていて、良いのか?/悪いのか?

無数の螺旋を

巻くたびに

迷宮の通路が、明るくなる。
(古びた螺旋を・磨いて磨いて・踏み出せぬままでいた・場所へ・場所へ・場所へ)

そこにはほら

未来のエースが待っている。。


自由詩 さようなら。。 Copyright 梓ゆい 2013-02-28 01:32:57
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