R...squirrel 1
世江





目の前にいるリスさんは、
頬袋いっぱいに私の作った料理を詰め込んで、
一生懸命に食を進める。



時折、私と目を合わせては、
“美味しいね...”と、満足そうに笑った。



そんなリスさんの口許に残る真っ赤なソレを指で拭って、



私も小さく微笑んだ。




自由詩 R...squirrel 1 Copyright 世江 2013-02-17 15:03:04
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