もうあきまへん
A-29
昨年12月13日に領空侵犯。これに対し、アメリカが直接に「懸念」を表明した。
その後、中国は領海への侵入を繰り返すも、領空への侵入はやめた。
ところが今度は海自のヘリと護衛艦をロック・オン。
なに考えとんねん?
昨年末に領空侵犯した国家海洋局所属の海洋監視機は実質的には中央軍事委員会の指揮下にあるとはいえ、名目上は国務院国土資源部直属の航空機。
この航空機による領空侵犯に対し、米国が直接に懸念を示したのだ。「なめとんか、コラッ!」と。
おそらく中央軍事委員会ははじめからこうした米国の出方を見てみたかったんだろう。
「おう。やっぱ、そうくるんかい」と。
そしておそらく国務院の方は「あかん。あかんわ〜、こんなことしとったら。アメリカをなめたらあかんよ。日本をなめたらあかんてぇ〜」みたいな感じだったんじゃなかろうか。
その後、中央軍事委員会は再三海洋局に指示したのかもしれない。
「どんどん行ったらんかい! 毎日でも領空侵犯したらんかい!」みたいなことをガーガーわめいたのかもしれない。しかし、アメリカからの「直接懸念」にビビった国務院は海洋局へ「たいがいでええから。ギリギリで帰っといで。無茶したらあかんでぇ。」みたいだったんじゃないの?
これをイライラしながら観ていた中央軍事委員会、てか、人民解放軍のアホな指揮官あたりが「もうええわ! じゃまくさい、わしらでやったろ、海軍の船で海自のやつらをロック・オンしてビビらせたるんや!!!」みたいに暴走したんじゃなかろうか。
で、国務院の外交部も「もうあきまへん…」と。
「わたいとこ聞いてまへんねん、知りまへんねん…」みたいなことだろうなぁ。
それでパネッタ米国防長官が
「ブチ殺されたいんかい、おんどりゃーーー!」
とキレはったというわけや。
だが、それだけではない。
「こいつらマジでもうあかんのとちゃう?」
そう心配した米国務省が中国外交部に直接の説明を求めたと。
「おまえんとこ、大丈夫なん? マジで? あかんかったら、いうてくれよ、マジで。相談に乗るから。」
と。
北朝鮮みたいになってもーたもんねぇ…
マジで。^^;