第四楽章
Lucy

耳をすますと
遠くで 風が吠えている
近くで 何かきしんでいる
屋根
つらら
わたくしの骨

あおい湖の底に
沈んでいる蝋のような少女に
今夜も会いに行く
半透明の
永遠の
生殺しの


自由詩 第四楽章 Copyright Lucy 2013-01-18 11:05:20
notebook Home 戻る