レイドバック
梅昆布茶
音楽用語だろうが
ゆるさとかのんびりとといった意味らしい
わざとリズムをはずすこと
あえてちょっと遅れる
もたもたでもないしとんがり過ぎもしない
ドラムの神様とと言われるスティーブガッドという人に言わせれば
それは自分に気づくこと自分を知ることらしい
極論すればそれは仏教の悟りと同義だと
技術を追求しすぎてときにドラマーのリズムは走りすぎる
それに気づいてコントロールすることで
微妙なレイドバック感が実現されるらしい
よくスポーツ選手がレギュラーをはずされて
観客席で試合全体を見ることに気がついたという例もある
僕が最近めっけたぶんようという凄い人のブログで
Twitterかもしれないが
ちょっとニュアンスは違うかもしれないが
信用できる人とは同時に嘘もつける人だという
多分それは自分の嘘に気づく人が
本当に誠実になれるという事だと理解している
またシュールであることは
ありそうもないことをいかにもあるように見せる
その微妙な境目を意識化することらしい
そしてそれは創造のコツでもあると
ぼくはこれを人生論でもあるし詩論でもあると思った
これこそがレイドバックだとも思っている