スキキライ。
元親 ミッド

僕が好きなものを、キミは嫌いで

キミが好きなものを、僕が嫌いだったりもするけれど

それでも、僕は、キミが大好きで

キミも、僕を、大好きだって言ってくれた。



それで十分だよ。うん。



何もね、キミが嫌いなものを

好きになれだなんて、言う気はないよ。

だって、好きずきだなんて、その人の好みだもん。

自分が決めればいいことだもん。



だけども、僕はちょこっとだけね

気になっちゃっているんだよ。

僕は嫌いなんだけど、

キミが、好きだっていうそれが。

どんなんだろって

どこがいいんだろって

もしかしたら、意外と食わず嫌いみたいな

ものだったりするのかなって。



それで、それをやってみたら・・・・

あれ?意外といい感じ?



キミが、好きだっていってたものが

僕も好きになっっちゃって

そうすると、一緒に楽しむことができるから

余計にそれが大好きになっちゃった。



そんなもんかねぇ。

好みなんてもんはねぇ。



キミが好きなものを、僕は大好きになった。

僕が好きなものを、キミも大好きになった。

それでも、やっぱり

僕は、キミが大好きで

キミも、僕を、大好きだって言ってくれた。


自由詩 スキキライ。 Copyright 元親 ミッド 2013-01-06 22:05:07
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