ふわりふわり
yamadahifumi
白い風の中
ふわりふわりと舞う
青い天空の下
ふわりふわりと舞う
ゆくりもなく行く当てもなくそれは
世界の上を飛んでゆく
ふわりふわりと
と、それは突然僕の鼻先に落ち
僕はそれを慌てて払い落とした
君はそれを見て少し微笑み
僕の額に優しくキスをした
さて、その上の世界でもやはり
別の物がふわりふわりと舞っていた
自由詩
ふわりふわり
Copyright
yamadahifumi
2012-11-02 10:22:24