秋詠
木の若芽

秋詠            木の若芽



すすき若く光る穂いまだ幼しや なれど利きその弓なりの茎

我を恋うにはあらずと知りつつもこの窓に鳴く虫は愛しき

どんぐりにコスモスそろえ一人遊びの玩具かわゆし 飽かず手にとる

家にわをすっぽりおさめたひょうたんにこもる心地の孤秋独楽



短歌 秋詠 Copyright 木の若芽 2012-10-06 14:32:59
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