A Beast In His Heart
まーつん
顔が見えない君の姿が雨の中 走り過ぎていくよ
ドアを閉ざして立ち並ぶ高層ビルの間を なにも構わないで
豹のように身体しならせて 行き交う獲物達をすり抜けて
先が見えない不確実な毎日の中で 何かが色あせる
不安に駆られて身動きが 取れなくなっていく
膝が笑う程の強いスリルが 君の足を また 闇の中へ進ませる…
自由詩
A Beast In His Heart
Copyright
まーつん
2012-09-25 01:51:12