人くささが好きです
いえ　何も
いつも　無機質だって
言いたいんじゃ有りません

噛み付かないで　下さいな
過密化内では　揺れが　急上昇

おしくらまんじゅうでは　落ち着かないので
惜しみない拍手で　安堵します

溜息も　吐息も　ごった混ぜで
窓の向こうに　預けたら

景色も　人も　真っ白で
あるのか　ないのか　分からない

目の前を　歩く二人が
良く　見えないのです

夜ならば　見えるでしょうか
携帯の電源を　ONにした後で
パシャッ☆　と　音を　出しました

昔なら　静かに撮影　出来たのですが
良くも悪くも
隠れることが　適わぬ　世の中で

敵うか　違うか
ギリギリセーフの　会話ばかりが　響きます

何だか　さみしいね
でも　おもしろいね

見えないから　あなたの　心模様を
感じながら　歩めるのです

目の前を　除雪しようか　迷いましたが
屋根雪に　襲われますと　困ります故

スコップを　握れない
立てかけた　右側で

ストックが　泣いてます
水をくれと　嘆いています

人くささは　好きです

あなたの　考えは
とても　分かりやすいから
いつも　助かるのですが

たまに　行き過ぎ感が　あって　
たまらない
溜まってしまえば
時に　爆発するのも　世の常でしょうが
余は　愉しくばかりが　モットーでも
ないんですよ

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