夏ーエスキース
……とある蛙

青々とした芝生

白いペンキの塗られた木造の教会
用も無いのに入り込み
環状六号線沿
歩道との間の
緑の生け垣を越え
仰向けに寝そべる

僕の視界には青い空しか見えない
誰も遮らない視界の中で
子供の僕は夏を感じた。


自由詩 夏ーエスキース Copyright ……とある蛙 2012-09-06 15:59:24
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