金曜の夜の十字軍【ツイート詩013】
シリ・カゲル

不毛な公会議が終わると午後六時。金曜の夜の十字軍の夜だ。乳と蜜の流れる丸ノ内線の出口付近から、開けドア。涙、流れても溢れ出ても小アジア。もう黄色い犬がドミノ牌を並べ始めているというのに、嗚呼、吾が妹よ。出がけにBDシャツの釦が留まっていなかったら留まってないって言ってほしかった。


自由詩 金曜の夜の十字軍【ツイート詩013】 Copyright シリ・カゲル 2012-08-19 11:17:48
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