連作 4
渡辺亘
愛
私が人生を憎むとしても
人生を愛するとしても
君が必要だ
信仰
確かに私は凡人だ
しかし信仰を持っていることについては
誇りを持っている
夏
ここから眺めていると
波間のひとつひとつの光も
命を持っていることがわかります
ぬくもり
師の慈愛のまなざしが
手のあたたかさが
私には忘れられないのです
自由詩
連作 4
Copyright
渡辺亘
2012-08-07 17:41:05