記憶
文字綴り屋 ひじり

真夏の太陽は灼熱 
真夏の月夜は極寒 
滑り落ちる足元 
凍りつく指先 
メビウスの輪のように繰り返される情熱と冷血が時間を弄ぶ 
目を閉じることも許されず 
目を見開くことも叶わず 
全ては時の女神が紡ぐタペストリーに成り果てる


自由詩 記憶 Copyright 文字綴り屋 ひじり 2012-07-31 20:22:39
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