月曜の朝
永乃ゆち

曖昧な笑顔を

優しさだと思っていたから

本気になって辛かった



待つのは簡単だと

タカをくくっていたから

毎日が長かった



だから思い切って全部捨てた



捲ってしまえばカレンダーもただの紙切れになる

たくさんの×印も分からなくなるくらいに丸めて

月曜の朝に粗大ごみで捨てた



だから

今は

もう平気


自由詩 月曜の朝 Copyright 永乃ゆち 2012-07-16 22:45:44
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