水を運ぶ【ツイート詩002】
シリ・カゲル

アビシニアンを飼うことについて想像をしてみる。水を運ぶエチオピア人の踵が、農園のブービートラップに触れる。用水路に落ちた1万円札。それは今朝妻が落としたもので、わが家の家計からは同じだけの損益が発生している。いずれまた、ナパバレーの交番に誤字脱字だらけの遺失届を出さねばなるまい。


自由詩 水を運ぶ【ツイート詩002】 Copyright シリ・カゲル 2012-07-16 08:08:27
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