ソロモンの歌に寄せて
生田 稔

ソロモンの歌に寄せて

今日も妻と伝道に出る
妻は語る聖書を
私も告げる福音を
家の人々なかなか聞かず
ふとめくる聖書
ソロモンの歌8章6・7節
愛は大水も消すことができない
例え全財産を渡すとも
人はさげすむでしょう
それはヤハの愛、神の愛

そを伝えんとすも
人々はなおも聞かず
消えることのない神の愛
2軒の家でそう語る
このテーマは日本人には
向かないのかも
妻も言うソロモンの歌など
止めときなさい
でも聖書だからと思いつつ
別の聖句を出す
ガラテア6章4節

責任者が別の女性と交替して
伝道を続けよという
別の女伝道者と続ける
またも、ソロモンの歌を
2軒の家で紹介する
やはり人は応じない
女の伝道者に教える
イスラエルの王は折にふれ
聖なる言葉を書き写さねば
ならなかったのです
この間ソロモンの歌をいちぶ書き写したのです

今度は妻と共
伝道を続けよと言わる
その通りする
聖書の言葉を引用するのは
効果なし、それで配布用の雑誌を
直接手渡すことにする
妻は10冊、私は8冊配布
これでやっとほっとする
帰りがけ、この間ジャガイモを下さった
老齢のご主人にお礼に行く

僅かばかりの物に
ご丁寧にと言われ
それから2・3軒訪ね
昼食の後、これを書いている
愛、それは難しいテーマ
形而上学でも説明しがたく
これを完全に導かれるのは
神エホバ、千年統治の間に
人々は完全に学び
幸福な人となるであろう
「エホバ神よ、吾らを導きたまえ」




自由詩 ソロモンの歌に寄せて Copyright 生田 稔 2012-07-14 15:27:29
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