にぎりずし
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こんにちは!トラックバックテーマ担当本田です!今日のテーマは「寝言は言いますか?」です。今日スタッフの間で寝言の話になり、「うつぼ完全に出てきた」とつぶやいたことがある人がいましたどんな夢を見ていたんでしょうね本田も寝言を言う癖があるのですが、寝言でまともな会話をしていたこともあるそうです。寝言で会話をすると早死す...
トラックバックテーマ 第914回「寝言は言いますか?」



 寝ているときに言葉を発した覚えはないが、「寝言を言っているんじゃない」と叱咤される類の、たわごと、という意味での寝言はたくさん言った覚えがあるし、ウェブログにも書いた。

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 イベリコ豚、三元交配豚、金華豚、薩摩黒豚など、いかに買い手に印象を植え付けるかが眼目になった食品業界で、それらを凌ぐ印象を与える言葉を創出するとして、シリカゲル豚という名称を考えたが、どのようにシリカゲルと豚を結びつけるかとしては、シリカゲルを敷いた豚舎で育てる、包装にシリカゲルを使うなどが考えられる。(2010.1.25)

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 みなさんはシルマリルリオンについて言及しようとした際に、シルマリオンと語を縮めてしまったり、シルマリルリルオンと語を増やしてしまったりすることはないでしょうか。また、輝くトラペゾヘドロンについても同様に、輝くトラペゾロンとしたり、輝くトラペゾヘドロドンと誤った言葉にしてしまうことはございませんでしょうか。

 私はございません。(2009.9.1)

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 罵倒語についてよく考えている。最近考えたのは、「カシューナッツ野郎」という言葉。意味はよくわからないし、特に意味はないが、罵倒語としての語感では、ある程度成功している。あと、「ぷたやろう」というのも考えた。「ぶたやろう」では語感が激越に過ぎるが、濁音を半濁音にすることによって、よりマイルドな罵倒語となる。「10円」という罵倒語もある。価値の低いさまを表す言葉で、「あいつは10円だ」というふうに使う。(2009.8.22)

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 ときどき、脳内を、インパクトのある言葉(和訳すれば。「印象のある言葉」?)が占めるんだけど、
 「殺人アメーバ」という言葉はその中でも常連になっているが、他にも、

 「にぎりずし」

 という言葉も十分印象の強い言葉だと思う。重層的な意味を持たせたゆえの印象ではなく、音の連なりとしての強さなので、より根源的に脳に働きかける音素があると思った。 (2009.7.12)

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 かぶとむし

 という言葉が、「こんにちは」の意味で使われるようになる世界は、おそらく地球最後の日まで到来しないが、
 宇宙が何度も生成と消滅を繰り返してきたとして、その中のどれかひとつの宇宙では、かぶとむし という言葉が「こんにちは」の意で使われていた可能性がある。
 「かぶとむし!」とか。(2009.3.3)

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 餅にはモチベーションという派生語じみた言葉が存在するのに、同じく米から作った食物である団子には、それに対応するべきダンゴベーションという言葉が存在しないのはおかしい。(2009.2.24)

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 パリ講和会議で、イタリアの立場が尊重されていなかったため、一計を案じて、いったん退席して国に帰り、他国の首脳があわてて大使を呼び戻すであろう、という目論見を持っていた、伊国全権大使オルラントー(1860.5.19〜1952.12.1)であったが、イタリアの不在を無視して会議が進められたので、失敗した、

 という故事にならって、このような経緯を、
「オルラントー現象」※
 と呼ぶ(ことにした)。

※自分の影響力を増大させるためにいったんその場から退席するが、それが裏目に出て、何事もなかったかのように処理され、かえって影響力が縮小することを言う。(2009.1.23)


自由詩 にぎりずし Copyright 6 2012-07-13 00:00:39
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