福祉住環境コーディネーターを勉強して
ペポパンプ

 ユニバーサルデザインは1970年代後半にロナルド・メイスと言うアメリカの建築家が気づいたもので、障害者の住宅は、車椅子の人だけでは使いにくく、すべての人に向けた住宅を作ろうとしたもので最低の費用でできるようにしたものです。
 ユニバーサルデザインの定義は「すべての人々に対し、その年齢や能力の違いにもかかわらず、(大きな)改造をすることなく、また特殊なものでもなく、可能な限り最大限に使いやすい製品や環境デザインであることです。」
 ポイントは「すべての人々」と「可能な限り最大限に」です。今までは男性の「ミスターアベレージ」だけのものしか作りませんでした。しかしメイスはそれは差別で、命を平等に扱っていないから、より多くの人が利用できるようにしたのです。
 老人、障害者、子供、妊婦、外国人すべての人です。しかしどんな設計でも、使いにくくなる人は必ずいます。でもそこは最大限努力をする事で許されているのです。
 少数の人を無視しない。意見を聞く。理解する。共感する事が大切なのです。最低限これは譲るけど、これはお願いと言う妥協は必要だと思いますが。
 単にエレベーターやスロープがあるだけではないのです。精神の革命なんです。(おそるべしバリアフリー新法、ユニバーサルデザイン。)
 だからTさんも我慢しないで、勇気を出して私は違うのと主張してください。そうすると助かる人が必ずいます。自分達の事は自分達皆で話し合って決めるべきです。仲間外れは決していけません。

皆の幸せを考えましょう!私の好きな言葉は「より多くのものの、より大きな幸せ」です。

追伸:すべてが平均的な人は存在しません。平均的な性、年齢、障害、職業、民族、
人種、国籍、階級、言語、文化、宗教等って何ですか?
そうそんなもの存在しないのです。


散文(批評随筆小説等) 福祉住環境コーディネーターを勉強して Copyright ペポパンプ 2012-06-26 02:22:27
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