未だに
TAT
思い出す
もはや追憶だ
僕は君とヤっていた
文字通りヤっていて
汗をかきながら
正常位をしていた
確か君は黒いTシャツで
晩ごはんの途中で
ダッ!と盛り上がって
そのまま下だけ脱いで
ガチガチギチギチ
ヤっていた
ヤってる内に逝きそうになり
『見して』
『見たい』
『見せて』
『なんで』
『見たい』
と
硬度が増していって
最終的には
『脱げ』
と言って
君は俺の狂気を心配するような
困惑した顔で
それでもか細く
黒い布を引きずり上げた
ぼろっとはこぼれなかったけど
目眩はした
ピンピンにやっぱりお前も勃起していた
嬉しかったし
速度も硬度も増したし
ガムみたいにしがんだら
今まで聞いた事のない声で鳴きやがるから
思わず地面に道路に頭から叩きつけられるように
射精した
その頃ユーロはまだ破綻してなかったし
監督はハンス・オフトだったし
日本は中国の領土ではなく独立した一個の国だった
やれやれ
俺は一体この先
どこで何をどれだけ失えば眠りにつけるんだろう♪
亀のカシオペイアはススメと言うばかりだそして
俺はもうなぞなぞに夢中になれる年じゃ
ないんだよな