超自然の楽園にて
高原漣
戦闘蟲
(
せんとうき
)
の背に乗り、砕けた空をかける
火を知った
同胞
(
はらから
)
に帰る土は無く
蒸し暑い日には腐った雨を窓から見て歌など吟じながら
長い長い午後を過ごす。
自由詩
超自然の楽園にて
Copyright
高原漣
2012-06-03 12:44:38