そよ風のバラード
本木はじめ

たぶんきみたぶんきみだと思うんだマリーゴールドみたいな空だ


ハート型に切り抜かれてるきみのむね猟銃くわえる真似をしてみる


きみのため蛍光灯を次々とつけてゆくからどんどん消しな


マリワナマリワナマリワナ若者的最高峰だねまったく 夜が暗いよ


バスドラムを叩けば響く部屋の中かわいいきみの耳になりたい


音速の少年少女と旅をして言葉みたいな身体のぼくら


神様をみつけたなんてハッピーだ俺はおまえの友達だよな


ありがとうそんな言葉は要らないよ今日からきみは知らない誰か


廃屋でペニーロイヤルティーを飲むぼくとゆう名の現象のまま


理由などないかのように生きているドラムキッドを叩き壊して


壁に向かい歌い続けた日々があるなんの喩えであるかも知らず


木星は凄く大きいらしいけどねぇきみ、ぼくは鳴っているかい



短歌 そよ風のバラード Copyright 本木はじめ 2004-12-07 23:45:24
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