世界が消える日まで
yamadahifumi

夜の果てで
俺は俺の孤独を叩き付ける
俺はこの世に存在しない
友人も恋人も家族もいない
ただ、この世の中に埋め込まれて
機械以下の生活を送っているのが俺ーーー
できなければ叩きのめされ、できて当たり前
だから俺は存在しない
だから俺は俺の孤独を
夜の果てで独り、叩き付ける
この世界が消えるその日まで


自由詩 世界が消える日まで Copyright yamadahifumi 2012-05-01 00:15:29
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