プロムナード
はたらくくるま

低気圧にやられてしまった
ランドリーとカントリーのはざまで
祖母は

おぼつかない
見当もつかない

階段が重たく見えるのだろう
すべての輪郭があいまいなリアルにあって
雲が重たくぶらさがるのだろ
夕方の公園で君と出会って

土手から堤防。
堤防から家へ
跳躍と飛躍が
肥沃な農地へ

犬が吠えるともつかないさびしげな声
蹴り上げる足か細く

空気がかるくなると
とびらを開けてあいさつ

ぼくは


自由詩 プロムナード Copyright はたらくくるま 2012-04-18 18:22:48
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