午後の積雪
合耕

生きている 缶コーヒーの原材料

暗がりを思い出しても針太く

溶けかかり 泡の底から目立たせる

吸い取った指で通過するバーガー屋

午後の積雪 直角に気づかない

金づちの前に立つ歯で洗面台へ

空き缶を 埋めてもそのまま埋められる

目の前の割り箸にだけ雪残り

裾から見て濡れない文字が 感電死


俳句 午後の積雪 Copyright 合耕 2004-12-04 00:22:16
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