時代遅れのパラシューター
朝焼彩茜色

時代遅れの煙吐き

カートン程の 眼細胞も死に至る

生まれ変わる程の 大げさな駆け引きを

この時代とする

すっとんきょんな打刻に 己を通すのも

頭を割っても なお 悪い


整理整頓された 数学問に

はみ出し文字の 語りつがり

もじもじごっこも いたちごっこ


インディアンの時代のターコイズブルーに

ビュートに降りる パラシュート

顔面に朱色のライン

生まれ変わっても 越え拒否の眼差し

死に至る程の 駆け引きを

あの時代とも していた


超越をただの文字と体験し

顔面の上に 朱色のラインを引く

天然で赤道と示す

駆け引きできない時代に 笑われても

高らかにウインクするが

無意識加減把握なしに 笑い飛ばされ

ビュートに降りる パラシューター


自由詩 時代遅れのパラシューター Copyright 朝焼彩茜色 2012-03-27 11:41:01
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